3月になりました。
今月はMYSCON4のため、「若竹七海強化月間」になります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
さらに、今月はMATSUCON4も行われるらしいので、 それに備えて(?)「ミステリ系更新されてますリンク」に登録されているサイトを中心に、 ロボットを飛ばしまくっています。 こちらにつきましても、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
そんなわけで七海さんの本を読み直しているのですが、 『心のなかの冷たい何か』って、今や手に入らない本なのでしょうか? なんてことでしょう。 ハードカバーを切らしているならさっさと文庫化しましょう>東京創元社
それにしても、今から七海さんの本を読む読者は、 『心のなかの冷たい何か』も『水上音楽堂の冒険』も読まずに七海さんを追いかけることになるんですね……。 何だかちょっとショックです。
書評リンクに関連して、ロボットによる書評の自動検出・収集を考えていたのですが、 自動検出では書評かどうかわからない(ISBNとかがない)書評が多数あるため、 路線を変更し、書評に限らない全文検索の方向も検討してみることにしました。
その成果の第1弾(第2弾以降があるかどうか不明。というよりたぶんない)として、 「ミステリ系更新されてますリンク」に載っているサイト(の一部)を 検索できるようにしたミステリサイト限定検索エンジン、 「続・垂里幸子の検索と推理」を暫定的に公開します。
注意事項は以下の通りです。
ついでに仕様について(マニア向け)。
垂里幸子さんですが、PageRankテクノロジを導入してみました。 検索結果のスコアが昨日とは変わっているかと思います。 でも、機械的なリンクの影響がちょっと大きいなあ。
さらに、現在インデックス生成に利用しているnamazu標準辞書に 推理作家辞書を追加して、単語分解の精度を上げることを考えています。
Stellaさんのところより。
「小説ハウツー本」というと語弊がある かもしれませんが、赤川次郎なら『ぼくのミステリ作法』という本がありますね。 読んだのは遠い昔ですが、それなりに面白かったような気がします。
さきほどまでインデックスの更新作業を行っていたのですが、 オプションの設定を間違えてしまったため、 「~」つきのURLが正しくリンクされていませんでした(;_;) また一日がかりで更新です……。
でも、小林文庫オーナーの日本推理作家辞書を導入すれば、 作家名もちゃんと認識できることは確認できたので、 更新が無事に終われば検索がちょっと便利になるはずです。
書評リンクからはまた脱線してしまいますが、 書籍DBみたいなものがあれば、バーコードリーダで 蔵書管理ができますね。誰か個人でそういうのをやってる人はいないんでしょうか?
ほんとは無線タグによる個人向け蔵書管理実験を考えてたんですが、 評価キットでも50万くらいするんですね。それでタグは10枚とか50枚くらい しかつかないようですし。個人向けとはいえ、ふつう蔵書って軽く1000冊くらいには なりますよね?(うちは本が少ないほうだと思っていますがそれでもこれくらいは ありそう。) 個人規模でも本格的に実験をするにはまだ敷居が高そうです。
火塚たつやさんの日記より、 卒業論文「文芸の著作物におけるアイデアの保護」(著者名はわからず)。 まだちゃんと読んでないですが、 要するにトリックに著作権を! という主張でしょうか。 それはちょっとなあ……。 作者はミステリ読みっぽいですが、ミステリの歴史にはさほど詳しくなさそう。 六とんはどう評価するんだろう? あとで詳しく読みます。
火塚たつやさんの 「エンドユーザーの著作物使用から見える近代著作権法の問題点」 〜利用権中心主義の提言〜 も面白いです。