_ という Rob Pikeの スライドを読む(←のページの下の方にPostScriptで置いてある)。 って、irrelevantを「クズ」と訳すのは無理があるか。 「この10年で計算機のハードウェアは進歩したけど、ソフトは進歩して ない(みんなUNIXでXでEmacsでTCP/IPを使っている)」、「新しいOSなんて みんな欲しがってない」などなど。
_ うーん、Plan9って実は面白すぎなのか? Rubyが動くのだったら 使ってみたいかも。
_ あ、Plan9というのは、UNIXのえらいひとたちが今(というか結構前から) 作っているOSで、root(全権を掌握するスーパーユーザー)が 原理的に存在しないとか、ユーザに見せるファイルシステムは 全て動的に構成される(実際のファイルの「位置」とは無関係)とかいう 強烈なOSみたいです。
_ 愛・蔵太さんのサイトにリンクしていただいたようなので、こちらからも リンクしてみる。
_ というわけで、 6/28日の山田詠美の選評 について。
_ 私も山田詠美の選評は好きだったりする。『文學界』の新人賞の選評も ほとんど毎回読んでるはず(普段はほとんど読んでない)。
_ この賞は新人(つまりは素人)の応募作(つまりこなれてない作品)を 嬲りつくすというすばらしい企画で、新人を発掘するというより 山田詠美や奥泉光や浅田彰らが技巧の粋を尽くして作品をぼこぼこに して遊んだりやんわりとからかったりするのを観賞するのが目的である。 や、ほんとはそうじゃないんだろうけど、そうとしかと思えない。
_ どう考えても作品よりも選評の方が面白いに決まってるので、 受賞作を読み通す気になかなかなれないのが欠点かも。
_ ヒラノさんのところの萌え話ですが、あれからスタンスを少し 変えつつあります。「や、みんな萌えに括ってもいーんじゃない?」 くらいな気分。日和りまくりかも。
_ あの時私がこだわっていたのは、「キャラ好き」と「キャラ萌え」の 違いだった。でも、こういう言葉は、一度広まってしまうと意味的な差が なくなってしまう。単にふつうにキャラが好き、ということについても 「萌え」に含めてしまう。 これは「マニア」と「おたく」とか、「おたく」と「オタク」 とか(後者は私にもよくわかってない)。あるいは「ミステリ」と 「ミステリー」とか、「モダン・ホラー」と「モダンホラー」とか。
_ なので、「違う! それは○○じゃない!」と、 自分の言葉の基準を他人と共有しようとすることは、 あまり益のないことのような気がする今日このごろ、という気分なのでした。
_ 某所の記事に触発され、商標を調べてみる。
_ 「BSD」を含む商標はたくさんとられているようだ。その中で、 「FREEBSD」(FreeBSDじゃないのか……)は すでに1995年に取られている。早い。
_ ASCIIはBSDを含む商標を二つとっている。 一つは言わずと知れた BSDマガジン 。 そしてもう一つは、 FreeBSDマガジン である。 ここで日付に注目すると、前者が1999/07/21、後者が1999/07/02に なっている。ちょうど一年くらい前の話だ。去年の7月2日から 7月21日にかけて何があったのか。いろいろあったのかも。
_ もっとも、結果としては、BSDマガジンになってよかったのではないか。 実際の雑誌を読むとそう思う。OpenBSDは少ないけど、NetBSDと FreeBSDの感じが好きなので。
_ SWI-Prolog RDF Parser がXML.comで紹介されていた。 Prologで書かれた RDFパーザ。まじですか(^^;
_ 試しにちょっとたたいてみたらそれなりに動いていたが、 どうもSWI-Prolog自体がマルチバイト文字(せめてUnicode)対応 しているかどうか怪しそげではある。うーん。
_ Relaxも Prologで書けばきれいに行くんじゃないでしょうか。 やっぱりPrologは男のロマンだね(嘘です)。