ただ、風のために。5 (2002/February)

遠い記憶
1999 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2000 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2001 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]
2002 [01(a,b,c) 02(a,b,c) 03(a,b,c) 04(a,b,c) 05(a,b,c) 06(a,b,c) 07(a,b,c) 08(a,b,c) 09(a,b,c) 10(a,b,c) 11(a,b,c) 12(a,b,c) ]

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2002/02/26 (Tue)

復帰してみるテスト

今回からWeb上でも編集できるような形式にしています。 というわけで、テストも兼ねて。

しばらくぶりなので

いろいろと書きたいこともあるのですが、そういったことは おいおい書いていきます。


2002/02/27 (Wed)

もう少しテスト

入力系をいろいろといじっているので ちゃんと表示されないかも。

いま少し挙動不審なところも……

書きこみ権限におかしいところがあったのでそこも直す。

あとはカウンタCGIが動いてないか。

動かした。

古いサイトからカウンタファイルも持ってくる。おお、こんなにカウンタが 回っていたのか。びっくりだ。 ていうか更新してなくてすみません(_o_)

あ、ちゃんと古い日記のHTMLがあればリンクされるのね。それは便利、かも。

あっと、ここに書いておきますが、ミステリ系更新されてますリンクの タレコミの件、こっちが一段落ついたら追加しますです(_O_) でも、 大矢さんとこのリンクは間違ってですよね? 違います?


2002/02/28 (Thu)

ら・び・さんぷる

そろそろ本格的に移住を考えるべく、また資金的な問題もあって、 本の購入量を抑えようと思っています。また、持っている本も、 どうしても必要になりそうなものを除いて、処分していこうかと。

少なくとも1年くらい全く本を買わなくても読む本には困らなそうな 気がするし。鮎哲とか鮎哲とか鮎哲とか。

松井千尋『散る二月』(Cobalt2002.2)

とか言ってるそばから新しい本の話(雑誌ですが)。

隔月刊Cobalt2002年2月号掲載の松井千尋『散る二月』がよいです。 バレンタイン特集の一つで、一見ふつうの 恋愛&サスペンスな小説に見えるかもしれませんが、これが大違い。 ていねいに論理を展開する、どこからどう見ても「本格」なミステリになっています (どれくらい本格かというと、戸田さんにも勧められるくらいです(謎))。 いやまあすごい謎解きがあるわけじゃなくて、何気ない事実がみんな きちんと伏線として機能している感じがあるのです。 最後、ゆるやかに伏線が回収されるところもきれい。 創元3賞の短編賞なら最終候補作くらいには確実に残りそうです。 キャラの使い方も(コバルト的には若干弱いですが)本格ミステリとしては かなりよいでしょう。

というわけで、本格読みなひとにはおすすめです。機会があれば、というより、 機会を作って読んでいただきたい一作。

特異ジャンル

コバルトと言えば 活字中毒者に50の質問の 36番目の質問、 「特異ジャンルの本を買うときに抵抗感はありますか?(例:男だけどコバルト文庫買う……etc)」 がすげー納得いきません。 私は活字中毒者ではないのですが、 コバルト文庫程度を「特異ジャンル」とか言ってる人には 「活字中毒者」などと名乗ってほしくないですね(きっぱり)。

紀田順一郎のすごさ・その3

先日某所で「紀田順一郎はすごい」 という話をしたのですが、そのとき言い忘れていたネタ。

HTMLやUnicodeではルビを 扱うことができるように(少なくとも規約上は)なっていますが、 その導入のきっかけを作ったのが、実は紀田順一郎と言われています(!)。

上のリンク(XHTMLでのルビの実現に関する規約)には何も書かれていませんが、 この規約の作成者の一人、Martin J. Dürstが書いた Ruby in HTMLに、そのことが少し書かれています。

Ruby were discussed very intensely at the 8th Unicode conference on April 18th/19th 1996 in Hong Kong. The main reason for this was the invited opening talk by Junichiro Kida, who spoke about the importance of ruby in Japanese literature and culture. Discussion continued throughout the conference, at the final question-and- answer section, and after the conference in a more private setting.

……すごすぎる。





written by TAKAHASHI 'Maki' Masayoshi (maki@rubycolor.org)
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