昨日、ソフトバンクの編集者の方と会って、次の本の話をしてきました。 どうもやっぱり『クックブック』的が望まれてるみたいだし、 次はレシピ本にしましょうか、という話になりました。 タイトルは『365日Ruby大百科』とか『ためしてガッテン 15分ですぐに 書ける簡単アイデアスクリプト』とか『血液サラサラ健康ライブラリ』とか でしょうか(嘘)。
レシピ本は凝りすぎるときりがないですし、Rubyは 基本的なところの説明があまりされていないですから、 比較的簡単なものになりそうです。
……というか、その前にさっさとネットワーク本の方をあげないと。
みやさんから借りている本を読み終えました。
前者は栄養の概論から各栄養素の機能や特徴と必要量や所要量を 丁寧に説明してある本、後者は座談会とQAの二部構成で、世間で よく言われている栄養や健康のトピックについて、それぞれ正しい 知識を啓蒙する、という本でした。前者の方が真面目で好きですが、 後者の「カルシウムはマグネシウムも一緒にとらないと摂りすぎになって しまうこともある罠」 「野菜を食べなくてもまあなんとかなる(が、ビタミンCは 野菜なしだときついので食べたほうが無難)」 「塩の許容上限摂取量の値設定はわりといい加減」などの知識は 参考になりました。
もうちょっと生化学的な情報もあるとよかったんですが、さすがに それは無理か。あとはこれを参考に自分で調べれ、ということでしょう。
ともかく、栄養に関する所見の、大体の概要はつかめたような気がします。多謝。 ……と思ったら更なるノルマが(汗
ところで ブルーバックスのやつは役に立たなかったんでしょうか(と言ってみる)。
佐藤俊樹『ノイマンの夢・近代の欲望』【 bk1 / ISIZE / 旭屋 / Jbook / BOL / 紀伊國屋 / amazon / eS! / 富士山 / 本屋さん 】を 読んでます。これは面白い。
佐藤さんといえば『不平等社会日本』で一躍有名になった方ですが、 これはその前に出された本。これのさらに前に、『近代・組織・資本主義』 というのを書いていますが、こちらも面白そう。
この本は「情報化社会論」について論じているものですが、 「技術が社会を変えることはない」「情報化社会というのは私たちの いる近代産業社会の見る夢にすぎない」というのが主張のようです (まだ途中なので)。
うわー、なんでこんな間違いが。というわけで直しておきました(_o_) ご指摘ありがとうございます。
いしなおさんのwebウォッチの件ですが、 私は古い読み手なので、「Web日記」といえば津田日記リンクスとか べんりくんとかげんごくんとかにリンクされていたような 日記なページたちをそのプロトタイプとして想定します。 なので、Web日記の方向性とweblogの方向性とは 形式的にも内容的にも違うものに感じているのです。
とはいえ、Web日記もweblogも、それぞれが進化していく過程で 多機能化すると、似たようなこともできるように 似たような機能もついてくるわけですし、 一方で weblogが不定形化し、個人の感想に個人の日常が混ざってきたり、 また一方でWeb日記の中にもニュースサイト的な内容を兼ね備えてきたりすると、 違った出自を持つ同士が同じようなものになってくる……という話 なのでした。
そういえばこちらには書いてませんでしたが、6月分を書きました。全部の評を真面目に書いたので たいへんでした。
うわ、そういえばこっちのMLにはちゃんと退会届は送ってなかった ですね。すみません。というか再登録しないと。
それはともかく、「アノテーションvsメタデータ」という分類は それなりに意味がありそうですが、この分類でいくと AuthorもTitleもアノテーションになってしまう のは問題かも。 結局機械的に決められるのはURIとL-M、L-M-Dとかくらいに なってしまいそうです。
あと、GETとコンテンツのハッシュ値を利用して更新時刻を推定する 場合、ハッシュのとりかたとハッシュ値用のヘッダを仕様で規定して、 ハッシュ値のデータそのものを配布情報に含めてしまう、という方法はありうる かも。
一昨日になりますが、27日の土曜日に AIT SLIDE TALK #3「Thinking of Documenta 11:第11回ドクメンタを考える」 というイベントに行ってきました。
人数は100名くらいのところで、申込はかなり多かったようですが、実際には 立ち見が若干名、というくらいで収まったようです。
さて内容についてですが、タイトルのように Documenta 11(入り口はこちら) を含めて、Documentaとは、美術展とは、そして現代における美術とは、みたいな ことを真面目に考えるものでした。というか、ドクメンタ自体が非常に真面目な イベントだそうな。
話を聞きながらひらすらメモっていたのですが、メモりすぎてしまったのと、 固有名詞がよくわからず調べなおす必要がありそうなので、起こすには ちょっと時間がかかりそうです。
なお、この「Thinking of Documenta11」は AIT(Art Initiative Tokyo)というNPOが主催したものだそうです。 ちょっと進行がもたついていたきらいはありますが、また面白そうなイベントがあれば 行きたいですね。
買いました。DVDつきの方です。
選曲はいたってまっとうというか、王道です。孝子さんらしいというか。 個人的には、あんまり幸せじゃない歌の方が好きなので、 Disc2よりDisc1の方がよく聴きそうです。
昔は日本一だったのですが、最近は全国第3位だそうですね。
字游工房の 『鈴木勉の本』。Webでも読めます。活字中毒者は必読、というより もう読んでる人の方が多いか。もちろん活字中毒者と言っても 真性の方ですが。
鈴木勉さんの名前は知らなくても、 ヒラギノの製作や秀英明朝の復刻を行った方、 と言えば興味を持ってもらえるでしょうか。
物理的にも内容的にも堅くて重い本。 18世紀の日本におけるパロディ文学について書かれている章があるので 読んでみたいのですが、そのためだけには少々お高いのが難点です。
にしても、北の国の女の子はやっぱり(以下略)
のぞみにDocumetaイベントの感想についてメールしたら、 アートについての話になりまして。曰く、 もう、個人が一人で作品と向かい合うような、 そんな個人鑑賞の時代は終わっていて、これからのアートは グループによる鑑賞が基本になり、複数の人々の 知識を総動員しないと解決できないような問題提起が なされていくようになるかもしれない、とのこと。
うーん、なんだかすごそうです。