夏コミあけから先週まで、怒涛のように仕事してました。いや、 今週一杯は続きそうですが、ようやく終わりが見えてきたので。
それにしても世の中には思いもよらないソースがあるものです。 とりあえず、グローバル変数とローカル変数をごちゃまぜにして 使うのは(そして、それを直させるのは)勘弁してほしかったです。
さぼってた間に書きそびれていたことは山ほどあるのですが、 まずはこの件から。
ミステリ系更新されてます リンクにkimuchiさんとあんこさんが一番上に来ている件ですが、 これは時刻取得エージェントのせいというより、 otd.co.jpの挙動のせいです。
このサイト、普通にGETリクエストを送った場合は、
HTTP/1.1 200 OK Date: Tue, 27 Aug 2002 16:52:35 GMT Server: Apache/1.3.26 (Unix) Pragma: no-cache Expires: -1 Content-Encoding: gzip Last-Modified: Tue, 27 Aug 2002 07:15:35 GMT ETag: "eb74e-3449-3d6b2717" Accept-Ranges: bytes Content-Length: 13385 Connection: close Content-Type: text/html
と、まともっぽいレスポンス(Expiresはアレですが)を返すのですが、HEADリクエストを 送ると、
HTTP/1.1 200 OK Date: Tue, 27 Aug 2002 16:54:42 GMT Server: Apache/1.3.26 (Unix) Pragma: no-cache Expires: -1 Last-Modified: Tue, 27 Aug 2002 16:54:42 GMT Accept-Range: bytes Connection: close Content-Type: text/html
と、Last-Modified:とDate:が同じになってしまうのです。使えん……。
というわけで、ちょっと対応を検討中です。最初は強制的に 時刻不明にするつもりだったのですが、ad hocな対応は 美しくないので削除させてもらうかとも考えて、でも やっぱりエージェントに手を入れようか、などと迷っています。
書き物もたまってます。
まずは、 AIT SLIDE TALK #3「Thinking of Documenta 11 第11回ドクメンタを考える」 のメモ。固有名詞がよくわからない状態で起こすのは辛いものがあります。
みやさんから借りてた小池五郎『新やさしい栄養学』のメモ。最後までまとめきれずに返してしまったので、 リンと塩化ナトリウムはパスです(_o_)。
続けて借りている『栄養と運動と休養』の方は、第3章までまとめて 止まっています。こっちは論文のサーベイみたいな本なので なかなか進みません……。
他には佐藤俊樹『ノイマンの夢・近代の欲望』のメモもあるんですが、 こちらはまだ体裁が整ってません。なんとか整えたら 公開する予定です。
先週あたりはアンサンブル・プラネタのCD『乙女の嘆き』を 聴きまくってました。
アンサンブル・プラネタは女性4人のア・カペラなユニットです。 ジャンルとしてはライト・クラシックってやつでしょうか? Webサイトにはお上品なことがいろいろ書いてありますが、 この前あったイベントで見た(聴いた)限りでは もうちょっと「面白い」感じのグループでした。 何せ4人のキャラが立っているし。昭乃さんとかザバっぽい感じのが 好きな人にはお勧めです(ずっとクラシック寄りですが)。
有里さんのところより。
UTF-8かどうかを判断するよりは、とりあえずUTF-8だと仮定して 変換して、駄目だったらnkfを使う、というのがいいかもしれません。
こんな感じです。
require 'uconv'
require 'nkf'
#
# strをShift_JISに変換する
def force_to_sjis(str)
begin
str2 = Uconv.u8tosjis(str)
rescue Uconv::Error
str2 = NKF::nkf("-s", str)
end
return str2
end
#
# 例
print force_to_sjis("ほげほげ"),"\n"
print force_to_sjis(Uconv.euctou8("ほげほげ")),"\n"
Uconv::Errorをrescueするのがポイントです。あっと、 一番下の「Uconv.euctou8(〜)」はスクリプトがEUC-JPで 書かれているためで、Shift_JISなら「Uconv.sjistou8(〜)」に する必要があります。
ちなみに、 nkfをUTF-8対応にさせる動きもあり、これをRubyで 使うようにさせるという話も あります。 これが安定して使えるようになれば、このような問題は比較的簡単に 解決できるようになります。
ただ、自動変換自体、一般的にお勧めできません。 そもそも無理があるからです。というわけで、 他の情報から文字コードが判る場合はできるだけそれも利用しつつ、 あんまり自動変換に頼りすぎないのが賢明です。
なお、 M17N/I18N for Rubyですが、Ruby 1.6に関しては 基本的に変わってないはずです。大きな変化は 1.8で行われる予定だそうです。
今月号の『国文学 解釈と教材の研究』では「意味」の特集が組まれておりまして。 その中に一編、「言葉の意味と言葉を越える意味」みたいな、 ごく平凡なタイトルの論考がありました。 が、これは実は『「オッドアイ」などの特殊な「目(瞳)の色」がフィクションで どのように意味づけされてきたか』というサーベイで、 しかもその事例はマンガやSF・ファンタジーやライトノベルを 題材にしており、和田慎二前田珠子霧越かほる等、 微妙に場違いっぽい名前がごろごろ出てきて、 一種異様な雰囲気を醸し出していたりします。
というわけで、とりわけ有里さんには一読をお勧めしますです。