英語が早いよー(いやまあ去年のフランシスの超高速 プレゼンに比べればまだ普通ですが)。
Rubyの初心者向けの場を用意できないか問題について。
いっそのこと、はてなとか 教えて!gooみたいな 質問用Webシステムを作ってみるのも 面白そう、とか思ってしまうのは、 この前はてなで、最近の浩子さんについてついつい熱く答えてしまった せいです。
MLでやるのであれば、ruby-list以上のものは あまり期待できないのではないかと。 そもそもMLという形式に限界があるのかもしれないなあ、 と思わないでもないのでした。
この辺のまつもとさんの発言はパラドキシカルなもので、 「そういう発言をすると良心的な初心者は(良心的なので)結局萎縮する一方、 良心的でない初心者は(良心的じゃないので)そんな発言は気にしないか、 逆切れする」ということで、 実はあんまり益のない発言だと思うのですがどうでしょう>まつもとさん
対象者の範囲が広い場合、暗黙の了解が通じなくなるので、 自由度を低めたほうが機能しやすくなりそう、とも。
また、この手の議論では、 「対象物(Rubyとか)の初心者」と「(ネットなどの場での)初心者」が 混同されやすくなるのも気をつけないと。実は私も混同気味です。
私見では、MLには「give and take」などは存在しません。 あるのは「質問・ネタフリという貢献」と「回答・応答という貢献」だけ、 つまりgiveしかないのです。そしてその中で、各自が各自の takeを見出していくしかないのです。
初心者だからといってtakeしか求めないのであれば機能しなくなるでしょうし、 詳しい人も自分の方だけがgiveをしていて初心者のgiveを評価しないのであれば ろくな回答にはならず、長期的には場が持たなくなるのではないでしょうか。 そんな風に思っています。
一部から反応をいただいた(ありがとうございます) MLという場についてですが、これはもちろん 結城浩さんの技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ に対する、ささやかな異論(反論、というほどではありません)だったりします。
結城さんの意見はしっかりとしたものでありながら、私とはいろいろなところで 大きく違っているので、いい意味でとても刺激になります。 たとえばこの辺の考え方にも書きたいことがあります (なにせ私は「虚無への道」とともに歩きたいと思っているので) が、こちらは機会を改めて。 タイトルだけは「『虚無への道』への供物」に決めてるんですけど。
9月末以来、まだrubycolor.orgあてのメールが読めません。うまくいったら明日、下手をすると連休明けまで読めないかもしれません。ひょっとしてエラーで返っていたらごめんなさい。
ちなみにいろいろあって連休中はずっと出社です。
しました。しかしメールの山はまだ切り崩しきれず。
そういえば巻頭言が(汗
うううう羽海野チカだったのか?!?! グラハみたい……(<ぜんぜん違います。といっても、ハチクロみたいになるわけでもないです)。
でも、読むとやっぱり幸せを感じるのでありました。 現実世界のパートがほとんどないのは古びないのでいいのかも。 まあ、「おたく」はないほうが自然かもしれません。
女の子がぴょんぴょん跳ねながらEJBをぼこぼこにしていく Flashアニメーションをオープニングで公開して、 「いやあ、ダイコンつながりだし」と落としてみる、とかいうネタが 通じそうな方はどれくらい参加されるのでしょうか(意味不明)。
Ruby on Railsで使っているO/RマッピングのActiveRecordですが、 初めてサンプルを見ました(Ruby Conferenceでは哲学語りばかりで サンプルがぜんぜんなかったのでした)。こんなのだそうです。
……えーと。これ、ありですか?
要するに、3つのテーブルと5つのクラスのマッピングのために 書くのは↓これだけみたいです。
class User < ActiveRecord::Base has_many :replies end class Category < ActiveRecord::Base has_many :forums end class Forum < ActiveRecord::Base belongs_to :category has_many :topics end class Message < ActiveRecord::Base has_one :author end class Topic < Message belongs_to :forum has_many :replies end class Reply < Message belongs_to :topic end
マッピングのための設定ファイルは、ありません。一切ナシです。SQLやDBのメタデータから ファイルを自動生成、みたいなこともしません。本当にないみたいです。 だもんで、よくありがちなXMLとYAMLとスクリプトの どれがいい? なんて議論も存在しようがありません。そんなの、 なけりゃないに 越したことはないんですから。 オブジェクトのクラス定義とリレーションだけ書けば、そのまま動く。 ほんとにそんな感じらしいです。ぐええ。
まあ、どう考えてもあらゆる場合に対応できるものでもないですし、 既存DBと既存クラスで云々といったら一発で破綻しそうな代物ですが、 DBもクラスも新規に作るようなもので、普通にシンプルなものであれば、 現実の案件に対応できる、という感じなのでしょうか。8:2の法則 みたいな。
それにしてもこの思い切りの良さはすごすぎます。 Hibenateとかで一所懸命設定ファイルをいじくり回している人が こんなのを見たら暴れ出しそうです。 あるいはひょっとして、これが噂の 約束の地なのでしょうか?
#そうそう、test/unit2の話はまた今度 :-)というか、実装が公開されて ないので詳しくはよくわからないのでした。